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清閑 PERSONAL DIARY

2020.1.15 (水) 水神祭

蔵には水神が祀られている。その石の碑がいつからあるのかは知らない。昭和30年代、つまり僕が子供のころ、それは蔵を横断する西裏用水の西20メートルほどのところに安置をされ、ちかくには醤油瓶の洗浄機があった。日光街道と日光宇都宮道路を繋ぐ道路の開削により蔵が新築をされた1976年には、そこから南に20メートルほどのところに移され、現在に至っている。

戦前の写真によれば、この水神のお祭の、多分、夜のことと思われる、隠居の6畳間におじいちゃんや主だった社員が集まり、芸者を呼んで宴会をしている。また、十数年前までの、瀧尾神社の先代タナカキヨシ宮司の時代には、水神祭は1月15日に行われ、その晩は会社の新年会と決まっていた。

オヤジが亡くなり、タナカキヨシ宮司も亡くなって以降は、現在のタナカノリフミ宮司の案により、水神祭は多く、1月の「みずのえ」とか「みずのと」の日に行われるようになった。今は新年会と日を合わせることもない。その水神祭が、今年はどのような理由によるものか、ふたたび旧に復して本日15日に催行されることになった。

水神の碑およびそのまわりは昨月28日に製造係の面々が水で洗ってくれた。供物を置く台も、早々と用意をしてくれた。供物は長男が用意をしてくれた。僕が現場に整えたのは、ロウソクとマッチのみである。

タカナノリフミ宮司は8時20分に来てくれた。そして僕、長男、嫁、孫、社内各部署からひとりずつの社員が参加をして、今年も無事に、水神祭の催行に至る。


朝飯 油揚げと蕪の葉とじゃこの炒り煮、たぐり湯波の淡味炊き、揚げ玉を薬味にした冷や奴、納豆、切り昆布と豚三枚肉の炒り煮、ふきのたまり漬、メシ、トマトと若布と長葱の味噌汁
昼飯 長葱の熱い汁で食べるざるうどん
晩飯 厚焼き玉子、巻湯波の炊き物なめこと長葱と豚三枚肉の鍋、麦焼酎「むぎっちょ」(お湯割り)、「鶴屋安芸」の利休饅頭、Old Parr(生)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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