2020.1.8 (水) 荒れ模様
きのう長男は、いろは坂を上って中善寺湖畔の取引先まで新年の挨拶に行った。そこは、下界からは想像のできない銀世界だったという。
早朝に目を覚まして耳を澄ます。外を行くクルマの、水を切る音が聞こえる。起きてカーテンを少しずらしてみる。信号機の赤や青を映しながら、濡れた地面が黒く光っている。積雪は山間部に限られたのだ。とても有り難い。
午前、ホンダフィットを運転して宇都宮へ向かう。弱かった雨が、次第に強くなる。
昨年1月の初回から数えて42回目の施術を、宇都宮の整体院で受ける。ブロック注射も効かない背中や肩の痛みを消し去ってくれたここは、僕の人生史上、最強の「治し屋」だ。初めのうちは1週間に2回、そのうち1週間に1回、やがて2週間に1回、前回からは3週間に1回、そして今日は「次は1ヶ月後で良いでしょう」と、先生は告げた。
僕の右膝は初回から「ぶっこわれかけてる」と言われていた。しかし治療は、痛みの強い背中と肩を優先して後回しにされた。この右膝の回復を目指してここしばらくは毎回、太股の筋肉を強制的にほぐされている。その荒療治により痛む右脚を引きずりつつホンダフィットに乗り込む。
大粒の雨は、昼食を摂るあいだに止んだ。帰り道、青いところさえ見えはじめた空を望みつつ「荒れ模様」と伝えていた、今朝の天気予報を思い出す。
朝飯 ワカサギの南蛮漬け、納豆、湯波の五目餡かけ、小柱と青葱のぬた、細切り人参の炒り煮、らっきょうのたまり漬、メシ、若布と菠薐草の味噌汁
昼飯 「むさしの森珈琲」のベーコンエッグサンド、コーヒー
晩飯 里芋の肉じゃが風、揚げだし湯波、銀鱈の西京焼き、「なめこのたまり炊」によるなめこおろし、胡瓜と蕪の浅漬け、広島菜漬け、白菜漬け、黒豆、「片山酒造」の純米大吟醸「初代久太郎」(冷や)、わらび餅