2020.1.6 (月) 説明を尽くしても普段は売れない
大晦日以来、実に6日ぶりの味噌汁にありつく。お雑煮も嫌いではないものの、味噌の汁を口に含めばやはり、気持ちは落ちつく。酒が憂いを払うものなら、味噌汁はからだの内側の汚れを流すもの、という気がする。
「正月の繁忙は、むかしは15日の成人の日まで続いた。今はせいぜい最初の日曜日までだ」とは、おとといの日記に書いたことだ。そしてやはり、店は静かになった。
正月には「なめこのたまり炊」によるなめこおろしが食べたいと、これを先月18日に買っておいた。「なめこのたまり炊」は、子供のころから今に至るまで、ウチの品物のなかでは僕のもっとも好むものだ。普段はらっきょうのたまり漬などの売れ筋商品に隠れて目立たないこれが、あろうことか年末に日本テレビの「ヒルナンデス!」で紹介されてしまった。以降は推して知るべし、今朝の在庫は僅々5本。
夕刻は製造顧問のフクダナオブミさんと製造部長のマキシマトモカズ君を事務室に呼び、長男も含めて、その製造計画を立てる。
朝飯 細切り人参の炒り煮、納豆、厚揚げ豆腐の網焼き、芹のおひたし、「なめこのたまり炊」によるフワトロ玉子、ごぼうのたまり漬、メシ、蕪の葉の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 “neu feank”のコンビーフ、TIO PEPE、胡瓜とレタスとトマトのサラダ、ジャガイモのグラタン、茹でたブロッコリーと林檎の甘煮を添えた”neu frank”の羊のハムのオーブン焼き、「進々堂」のシュトーレン、Petit Chablis Billaud Simon 2016、evodia