2020.1.2 (木) 初売り
朝、何時に来社するかを、カワムラコーセン先生に電話で確認する。先月30日に準備を整えたところに点睛を加えるべく、先生は仕上げの花を抱えて、7時30分に店に入った。それと入れ代わるようにして、僕は道の駅「日光街道ニコニコ本陣」へとおもむき、長男と売り場の掃除をする。
一旦、戻ると開店時間の前より店にはお客様がいらっしゃった。ウチでは毎年、初売り一番乗りのお客様には地元のお酒を贈呈している。「ごちそうさま」とおっしゃってくださったお客様のお車には、福島のナンバーがあった。
包装係のヤマダカオリさんとタカクコータロー君が取り急ぎ準備してくれた品々をホンダフィットに積み込み、ふたたび道の駅へ行く。道の駅では普段の売場に加えて、三が日は入口の脇にもショーケースを設け、正月の需要にお応えする。その2ヶ所に商品を納めるため、商業棟の中を文字通り走り回る。ほどなくしてからだは熱を帯び、ウインドブレーカーとダウンベストをまとめて脱ぎ捨てる。
「初売りの11時から14時は、年間でもっとも店の混み合うとき」と、今朝の朝礼で長男が言っていた。「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ」の気分である。
とにかく、歩いてはいられない。というか、走らなくては間に合わないことが多すぎる。腹も減る。
贈答セットの「赤薙山」20組を予約されたお客様がいらっしゃり、そのメモを事務係のカワタユキさんに手渡す。カワタさんはここに含まれるフリーズドライ味噌汁”with LOVE”の在庫切れに危機感を覚え、念のため確認をした。ご予約のお客様の分を除けば、その数は社内に僅々3個のみ。
僕はカワタさんに頼まれ、フリーズドライ味噌汁と、それを含む贈答品すべてをウェブショップで「品切れ」にするよう、外注SEのカネヒラケンジさんにチャットワーク経由で要請する。更には念のため電話も入れる。
午後は、道の駅に出張している販売係タカハシリツコさんの休憩時間に合わせて、僕もショーケースの脇に立つ。
夜は酒肴のみの食事をして、早々に就寝する。
朝飯 お雑煮
昼飯 会社支給による”Parrot”の和風ハンバーグステーキ定食
晩飯 栗きんとん、菠薐草と海苔のおひたし、紅白なます、津軽漬け、しもつかり、黒豆、「松瀬酒造」の「松の司生酛純米酒」(冷や)