2019.12.22 (日) 屋根裏の探索
来年3月下旬の開店を目指す「汁飯香の店 隠居うわさわ」は、明日、新聞の取材を受ける。それまでに、昔からある食器を広く並べたままの座敷を片付けなくてはならない。よって朝の9時より長男と隠居に入る。
これまでの台所は、倍以上に広げて厨房にすべく、現在は工事中だ。隣の茶の間の床板はオタニ建具店のオタニさんにより、既に外されていた。台所の天井板も外されていた。そこから屋根裏にもぐり込み、先日オタニさんが発見したという、まるで流鏑馬の的のような板を、懐中電灯の明かりに捉える。
「こんな巨大な杉の一枚板、今となっちゃ、とてもじゃないけど手に入りませんよ」と賛嘆したのは、今月20日の日記にも名の出たコバヤシハルオさんだった。コバヤシさんの仕事は製材業である。その天井板を踏み抜かないよう梁を伝って、正体不明の何ものかに近づいていく。
板の幅は2尺半、棒の部分も入れれば長さ1間半ほどのものは、果たして破魔矢だった。兜のように切り抜かれた先端は北東、つまり鬼門に向けられている。どこかに上棟の日付があるのではないか、そう考えて明かりを近づけても、描かれているのは模様のみで、墨書は残念ながら認められなかった。
さて、ここまで判明したところで屋根裏から降り、座敷を片づけ、即、店に戻る。
午後は16時より瀧尾神社の責任役員として、各町内の自治会長、神社総代の連なる「お祭を考える会」に出席をするため、今月は小倉町5丁目の公民館へおもむく。18時からは町内役員の忘年会にて、会計係として居酒屋「和光」の戸を引く。
朝飯 「なめこのたまり炊」による「なめ玉丼」、らっきょうのたまり漬、南瓜と若布の味噌汁
昼飯 うどん
晩飯 「和光」の其の一、其の二、其の三、其の四、其の五、其の六、其の七、其の八、麦焼酎「二階堂」(お湯割り)