2019.12.12 (木) 忘年会スルー
朝、テレビのニュースを見ながら「忘年会スルー」という言葉のあることを知る。自分が忘年会に出ないことを周囲、あるいは不特定多数に示すため、これにハッシュタグを付けてSNSに上げることさえ流行っているという。
気持ちは分かる。気持ちは分かるけれど、僕には忘年会を忌避する気持ちは無い。ひとつは、その忘年会を避けたくなるような組織にはハナから属さないからだ。もうひとつ、集まりに出たくなくなるような組織に属さざるを得なかった場合には、その組織を楽しく苦の無い方向に変えてきたからだ。
「忘年会スルー」にハッシュタグを付けてSNSに上げる人には、年末に限らず、気の進まない集まりはたくさんあるだろう。その組織は好きでも、本来の活動から離れた、例えば飲み会などは好まない、ということもある。更には、出たい、出たくないには、他の要素も絡む。
僕は、いわゆる二次会を好まない。集まりは早々に切り上げて早々に帰るべし。もうひとつ、海外にいるときには、日本料理屋で開かれる集まりには出ない。「集まりの意義は、人と顔を合わせ、言葉を交わすところにあって、何を飲み食いするかは関係ない」と家内は言う。ところが僕には「何が悲しくて」という気持ちが先に立ってしまうのだ。その気持ちに無理を強いて参加をして、体調を崩したこともある。
ことしの僕に、忘年会はふたつ。ひとつは5日に完了した。もうひとつは22日。どちらも好き好んで行く集まりである。
朝飯 生玉子、白菜漬け、ごぼうのたまり漬、きのう「炉心庵」から持ち帰った茸と秋刀魚の炊き込みごはん、小松菜の味噌汁
昼飯 うどん
晩飯 小松菜と油揚げの炊き合わせ、ポテトサラダ、筑前煮、うずら豆の蜜煮、ごぼうのたまり漬、豚の味噌漬けとトマトのソテー、麦焼酎「むぎっちょ」(お湯割り)、アップルパイ、Old Parr(生)