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お買い物かご

清閑 PERSONAL DIARY

2019.11.18 (月) 季節外れの

オヤジの祥月命日である明後日、僕は東京にいる。

昼すぎにようやく時間ができて花を買う。今月10日の日記に書いた、色とりどりの可憐な菊は、いまだ変わらずお墓の花立てにあった。それを忍びがたく感じつつ外して花立てを洗う。そこに白い菊を差し入れる。線香は一対の線香立てに3本ずつ。献仏不假香多、である。

このところ、どこへ行っても咳の途切れない人が必ずいる。鬱陶しいからマスクはしない。出かけるころになって喉の右奥が痛み始める。何とかしなくてはならない。旅へ出るたびに持参し、いつも使われないまま持ち帰る、龍角散のもっとも小さな缶を小物入れに納めて会社を出る。

下今市16:05発の上り特急スペーシアの中で、龍角散の缶のフィルムを剥がす。そして浅草に着くまでに2度、これを服用する。喉が痛ければ龍角散、腹をこわせば正露丸、熱が出ればアスピリン、すべて僕の”default”である。

銀座には季節外れの生暖かい風が強く吹いていた。酒はもちろん冷酒、である。


朝飯 ほうれん草のおひたし、納豆、鰤の煮つけ、紅白なます、ふきのたまり漬、メシ、けんちん汁の具を流用した味噌汁
昼飯 「大貫屋」のチャーハン
晩飯 「鮨よしき」の肴あれやこれやそれや鮨あれやこれやそれや酒あれやこれやそれや


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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