2019.11.15 (金) 大抵のことは個々に帰する
「悪りぃと思って訊かなかったけど、カラダ、大丈夫」と、店に来た町内のタケダショージさんは僕の表情をうかがった。「大丈夫ですよ」と答えると「いや、ここんとこ、ずいぶん痩せたように見えるからさ」と、タケダさんは付け足した。
自分の体重は63キロが最上と考えていた。このときのBMI値は22.3である。2014年の正月にいささか食べ過ぎの感を覚えて久しぶりに体重計に乗ってみた。体重は案に相違して61.5キロに減っていた。その後も体重は漸減し、現在のそれは知らない。家にあるバネ式の古い体重計をここ数年は信用せず、年に1度か2度、温泉旅館などの浴場にあるそれを使うのみだったからだ。
先日、家内がタニタの最新式の体重計を買った。これを本日、風呂上がりに使ってみた。最新式だから、ただ乗れば良い、というものではない。試行錯誤しつつあちらこちらのボタンを押し、ようやく示された数字は57.7キロだった。
検索エンジンに「BMI 計算機」と入れて現れたページにそれを入れてみる。結果は「BMI20.44、適正体重62.9kg、適正体重より-4.39キロ」というものだった。
加齢と共に太る人がいる一方、痩せる人もいる。昨年、業界の旅行のときにこの話題を出したところ、両者の数は半々で拮抗していた。傾向としては、太る方はそれを嘆き、痩せる方は恬淡としている例が多いように思われた。太る、痩せる、変わらないのうち、いずれがもっとも健康的かは、個々に帰することだろう。
朝飯 大根の千枚漬け風、納豆、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、牛蒡のきんぴら、秋刀魚の梅煮、ふきのたまり漬、メシ、きのうの鍋の残りによる味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 トマトとアボカドとベビーリーフのサラダ、長葱のコンフィとラタトゥイユを添えたハムのステーキ、たまり漬「鬼おろしにんにく」によるガーリックライス、Petit Chablis Billaud Simon 2016、自由学園のクッキー、Old Parr(生)