2019.10.30 (水) 空へ向けてシャッターを切る
明け方の東の空は綺麗だった。それに向けて撮った写真はピントの甘い失敗作だった。テレビの天気予報によれば、しばらくは好天が続くらしい。しかし次に画面に現れた週間天気予報では、日曜日のところに雲から雨滴の垂れる絵があった。「折角の連休に水を差してくれるなよ」と思う。本日お見えになったお客様によれば、紅葉は中善寺湖畔でこそ見ごろだったものの、そこから日光市街に向かういろは坂までは、いまだ錦秋の帯は降りてきていないらしい。
登校していく小学生の中には、いまだ半袖半ズボンの子がいる。親の方針なのか、あるいは本人が暑がりなのかは分かりかねるが、今月のはじめまではとにかくとして、僕にはもう、半袖は無理だ。そして僕の禿げ頭は、そろそろ毛糸の帽子を欲している。冬は、夏の去る寂しさを感じさせる秋ほどには嫌でない。冬の何が嫌いかといえば、服を重ね着しなくてはならない、そこのところが嫌だ。
「17時30分の閉店時間には間に合わないかも知れない。しかし何とかして店を開けておいてほしい」と添乗員さんから電話のあったバスは、一般道を避けて日光宇都宮道路を駆け下り、16時40分に到着をされた。その大型バスの去るころ、南西の空には何ともいえない紅色があった。その空に向けて撮った写真は、これまたピントの甘い失敗作だった。
朝飯 ほうれん草のおひたし、納豆、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、牛蒡と人参のきんぴら、なめこのたまり炊、胡瓜のぬか漬け、メシ、ベーコンと長葱の味噌汁
昼飯 「金谷ホテルベーカリー」のコロッケパン、コーヒー
晩飯 玉子と薄切りジャガイモの重ね焼き、鮪の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬けとブロッコリーのサラダ、ピッツァ其の一、其の二、其の三、其の四、Petit Chablis Billaud Simon 2016、バナナのアイスクリーム