2019.10.28 (月) 蔵見学はゆっくりと
太田三砂貴という、知能指数188の天才がいるという。ちなみに知能指数が188に達する人は、5億人にひとりの確率でしか生まれないらしい。この天才が、月曜日の22時から放映されているTBSの番組「1番だけが知っている」に出演した際に、戦争と平和を主題としてみずから画いた「逃避」という絵の寄贈先を求めた。
ウチは夕食の際にテレビは点けない。夕食が済めば僕は風呂に入って寝てしまう。よってこの番組については知らなかったが、かなりの人気らしい。とすれば「我こそは」と、絵の寄贈を求めた人や法人も、かなりの数に上ったことだろう。総鎮守瀧尾神社のタナカノリフミ宮司も、そのうちのひとりだった。そしてどのような経緯によるものか、その絵を譲り受ける先として、瀧尾神社に白羽の矢が立てられた。いちばん驚いたのは、宮司本人だったに違いない。
本日は、その贈呈式が行われるとのことにて、13時50分に神社へとおもむく。式には神社のとなりにある今市小学校の高学年、またちかくの並木保育園の年長組も招待をされていた。120号の巨大な「逃避」は、本殿の奥左手に安置をしてあった。椅子は4客が用意してあり、僕はその右端に、僕の左隣には初めて見る太田三砂貴氏が座った。太鼓が鳴って、タナカノリフミ宮司が祝詞を奏上する。玉串奉奠の1番手は太田三砂貴氏、2番手は僕だった。贈呈式は小一時間ほどで完了した。
帰社して即、紺色の背広を仕事着に着替える。自由学園の職員さんご一行のご予約を15時にいただいているのだ。予定よりすこしはやくお見えになった皆さんは、長男の案内により隠居と蔵を見学していただくなど、ゆっくりお過ごしいただいた。なおその最中に更に2台のバスが入って、お陰様で忙しくさせていただく。
今年は残暑が長かった分、日光の紅葉は、いまだ「上の方」で始まったばかりだ。
朝飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、大根の塩もみ、納豆、トマトのソテーを添えた目玉焼き、なめこのたまり炊、メシ、大根と万能葱の味噌汁
昼飯 「食堂ニジコ」のチャーハン
晩飯 マカロニサラダ、葡萄と胡桃のパン、ジャガイモのグラタン、茹でたブロッコリーを添えたタンシチュー、CHATEAU DUCRU BEAUCAILLOU 1982