2019.10.23 (水) 一喜百憂
このところ、また仕事のため早朝から製造現場に降りる日が増えてきた。前日の夕方に社員からそれを頼まれると、僕はiPhoneに目覚ましを設定する。この目覚ましは、目を覚ますために鳴らすものではない。「今朝は仕事がある」ということを思い出させるためのアラームである。
今朝も食堂でいきなりこの音を聞いて「おぉ、そうだった」と、食器棚の電波時計に目を遣る。そしてきのうの日記を書いていたコンピュータを閉じ、席を立つ。
このところようやく、日光を訪れる自家用車や観光バスの数が増えてきた。増税や大型の台風により鈍っていた消費に対する欲求が、徐々に回復してきたのかも知れない。しかし楽観はできない。商売は一喜一憂の繰り返しだ。あるいは、あの柳井正の書いた本の題名が「一勝十敗」であるところからすれば、僕などは一喜百憂あたりが実際のところかも知れない。
下今市と新鹿沼のあいだに流れる黒川の鉄橋が壊れて東武日光線が不通になったこともあって、鬼怒川温泉では予約の8割がキャンセルになった旅館もあるという。せめてこれから年末年始にかけての天気は晴朗であってほしいと思う。
朝飯 胡瓜のぬか漬け、なめこのたまり炊、エノキダケと三つ葉の酢の物、大根おろしを添えた油揚げの網焼き、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、メシ、揚げ湯波と三つ葉の味噌汁
昼飯 「ふじや」の餃子ライス
晩飯 「食堂ニジコ」の煮奴、皮蛋、海老春雨、鶏もも肉の唐揚げ、ソース焼きそば、麦焼酎「二階堂」(お湯割り)