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清閑 PERSONAL DIARY

2019.10.16 (水) 荒療治

昨年末からの、日に鎮痛薬を2度も用いないと消せない背中の痛みをどうにか治められたのは、ことし1月11日から通い始めた、宇都宮のカイロプラクティックの治療による。その背中の痛みは、ことし3月はじめのサワンカロークへの旅の最中に再発したが、帰国して治療を受けると、すぐに鎮まった。

このカイロプラクティックでは、初診のときに「右膝がぶっ壊れかけてる」と先生に指摘をされたものの、とにかくそのときには背中の治療のみに集中することとした。一方、この日記に「左肩」で検索をかけると、2017年10月3日に、チェンライのマッサージ屋”PAI”で馴染みのマッサージ師ジェップさんに「ここが痛い」と説明しながら、入念に揉みほぐしてもらった記述が出てくる。その左肩の痛みは昨年10月にぶり返し、年末にいたっては市内の外科でブロック注射を受けるほどに悪化をしていた。

背中の痛みが治まると、カイロプラクティックでの治療は左肩と右膝に移った。

上着を着ようとして袖に左腕を通そうとしても、左肩が痛くてそれがままならない、その治療ははじめ左肩にのみ施されていた。しかしいつまでも一進一退を繰り返すため、先生は新たに左鎖骨のもっとも中央に寄った部分に目を付けた。そして、右のそれに較べて倍ほどに肥大したその部分に9,000ボルトの電子ペンを突き立てることを繰り返した。その結果、左肩の調子はほとんど正常なところまで戻った。問題は、右膝である。

新春の初診から数えれば29回目の施術の本日、左肩のときとおなじく、先生は右膝以外のところに目を向けた。右の太ももに走る2本の筋である。僕を仰向けに寝かせると、先生はこの2本の筋を肱で強く押し始めた。電子ペンによる痛みもかなりのものだ。しかしそれは、数十秒を我慢すれば次第に薄れていく。しかし今回の、太ももの2本の筋を、膝から股関節に向かって間断なく肱でいじめていく痛みには参った。

声を上げ、身をよじり、休憩を求めても先生は応じない。そしてこの数分間の拷問に耐え、別室のベッドで低周波を数十分ほども流し、ふたたび床に足を降ろしたときには、太ももの痛みによりまともには歩けなくなっていた。

午後はずっと、脚を引きずりながら歩く。夜の入浴後は、右の太ももに4枚の湿布を貼る。右膝の不調が、背中の右側や左肩のように、治ってくれれば幸いである。


朝飯 ケープムー(豚の皮のカリカリ揚げ)の雑炊、細切り昆布の佃煮、浅蜊と珠芽の佃煮、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、胡瓜と隼人瓜のぬか漬け
昼飯 「丸亀製麺」のわかめうどん(天かすと長葱は自分でトッピング)
晩飯 ポテトと「夏太郎らっきょう」のサラダ、人参の炒りつけ「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」風味、巻湯波の淡味炊き、隼人瓜のぬか漬け、夏太郎らっきょう、ピーマンの肉詰め、芋焼酎「宝山」(お湯割り)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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