2019.10.14 (月) 知らない言葉
今月20日に開催される屋台まつりについての、2回目の会議がきのう、町内の公民館で開かれた。その際に配られた印刷物に「拗飯」の文字があった。何と読むべきか分からない旨を発すると、どこからか「知んねぇんけ」の声が聞こえた。直後に「拗飯」の読みは「コジハン」で、朝昼晩の三食以外の食事を指すと、神社世話人を務めるアイザワヒロシさんが教えてくれた。
今朝、検索エンジンに「こじはん」と入れてみて、これが栃木県から茨城県にかけての方言と知る。栃木県に63年間も住みながら、いまだ知らない言葉の現出することを面白く思う。
高校1年の夏休みの最後のころに、自由学園の那須農場で、同級生たちと労働をした。そのころこの農場は近隣の農家から子弟を受け入れて、農学塾を開いていた。その塾生の話す言葉は、おなじ栃木県内に生まれ育った僕にも理解しかねるもので、しばらくは不便をした。アマゾン川のこちら側とあちら側では言葉が通じないと子どものころに読んで大いに驚いたが、日本でも数十キロを隔てれば、おなじことが起きるのだ。
お互いの言葉が通じれば便利だ。しかし言葉が通じないところには面白さがある。自国の言葉が世界の殆どのところで通じるイギリス人やアメリカ人の旅は便利でも、僕の感じるような面白さには、なかなか気づかないような気がする。
朝飯 納豆、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、茄子とパプリカのソテー、ほうれん草のおひたし、隼人瓜のぬか漬け、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、里芋とオクラの味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 鮭の焼き漬け、トマトと南瓜のサラダ、蓮根のきんぴら、鶏肉と厚揚げ豆腐と白菜の鍋、芋焼酎「宝山」(お湯割り)