2019.10.6 (日) 秋について(その4)
高等学校に通っていたころ、10月の、あれは体育の日の前後だっただろうか、半袖のTシャツを着て外にいたら「そんな恰好では風邪をひく」と、オヤジに注意をされたことがある。一方、おなじころ、10月も体育の日が近づくと、東京でも吐く息の白くなった覚えがある。それを長男に話したところ「10月のはじめは毎年、暑い。しかし10日もすれば決まって急に寒くなる」と言った。それは本当だろうか。確かに木曜日と金曜日に飲んだ焼酎はソーダ割りではなくお湯割りだった。しかしきのうは宇都宮の最高気温が30.1度という暑さにて、冷えた白ワインで一拍を置いた。さて今夜の酒はどうなるだろう。と、酒のことばかりを気にしていてはいけない。
本日、午前10時から蔵見学にご案内したご一行7名様は、ご家族連れだった。小さなお子さまがいらっしゃるにも関わらず、皆さま熱心に、僕の話を聴いてくださった。蔵見学が終わって店までご案内して、なお、ご一行に付き添い商品の説明をすることは、なにやら押し売りのような気がして僕はあまり好まない。
見学者用のサンダルなどを片付けるため蔵に戻り、ふたたび店に来てみると、ご一行は45年前からのお得意様で、今回もたくさんの商品をお買い上げくださった旨を販売係のオバタタキコさんは教えてくれた。恐懼とはこのことだ。有り難いことこの上無い。
夜は孫のリコに好物のマカロニグラタンを食べさせるため、家族と街の洋食屋におもむく。
朝飯 刺身湯波、納豆、厚揚げ豆腐と小松菜の炊き合わせ、茄子のソテー、ごぼうのたまり漬、胡瓜のぬか漬け、メシ、おろ抜き大根の葉の味噌汁
昼飯 「ふじや」の雷ラーメン
晩飯 「コスモス」のトマトとモッツァレラチーズのサラダ、カツレツ、ドライマーティニ、“TIO PEPE”、グラスの白ワイン、孫の作った人参のケーキ、”Old Parr”(生)