2019.10.1 (火) 秋について(その1)
盛夏という言葉があるのだから、盛秋もあってしかるべし。そう考えてワードプロセッサに「せいしゅう」と入れて変換ボタンを連打しても「盛秋」の文字は出てこない。「はて、そんな言葉は無かったか」と「盛秋」を検索エンジンに入れて回すと、果たしてそれは存在していた。「そうであれば」と、ワードプロセッサの辞書に「盛秋」を登録する。そしてあらためて「盛秋」を検索エンジンに入れると「陰暦8月の異称」という説明が出てきた。とすれば現在は盛秋の過ぎた後、ということになる。
10月の末は晩秋ということになるだろうか。そのころお客様へ向けてお送りする季節のお知らせの宛先は、9月の末までに明らかにしておくよう、事務係のカワタユキさんには2週間ほど前から頼まれていた。午前、その仕事にようやく取りかかる。
この作業には大変な精密さが求められるため「近くまで参りましたのでお寄りしました」などと言いながらいきなり人の来る事務室ではできない。4階の食堂にコンピュータを開き、先ずはお送り先を抽出する。要した時間は24分。しかし途中「待てよ、何だかおかしい」という場面のあったことが気にかかる。よって振り出しに戻ってもう一度、おなじ作業に当たる。こちらに要した時間は18分。宛先の印刷には、この2回目の結果を用いることとして、コンピュータを閉じる。
夕刻、麻の白いシャツに夏用の紺色のズボンを合わせ、不要とは思ったが紺色の上着を着てホンダフィットに乗る。そして長男と共に会食の場所へと向かう。
朝飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、納豆、大根おろしを添えた厚揚げ豆腐の網焼き、莢隠元を添えた巻湯波の淡味炊き、胡瓜のぬか漬け、なめこのたまり炊、メシ、若布と茗荷の味噌汁
昼飯 「食堂ニジコ」のスーラーメン
晩飯 「了寛」のあれや、これや、それや、2種の日本酒(冷や)