2019.9.21 (土) タイ日記(3日目)
目を覚ますと時刻は1時をすこし回ったところだった。前夜20時に就寝したことを考えれば、大して不思議でもない。
朝からプールサイドで2時間ほども本を読む。いまだ気温は上がらず、水に入る気はしない。10時30分に部屋に戻って支度をし、おととい1回目の施術の際に予約をしたマッサージ屋”ARISARA”には10時55分に入る。そして今日も、プックさんによる拷問のような2時間を過ごす。それから時計台の先まで歩き、好きなメシ屋「シートラン」でぶっかけ飯を昼食とする。
14時すぎに部屋へ戻り、滝のような汗をシャワーで流す。日本にいるときの10倍ほどの距離を、チェンライでは歩いているのではないだろうか。15時よりふたたびプールサイドに降りる。
このホテルのプールには、週末になると子どもが集まってきて、水泳教室が開かれる。僕の隣の椅子には太った女の子がいて、水着は着ているものの、水には一向に入ろうとしない。それを母親が優しく、粘り強く説得している。数十分後にようよう女の子がプールに飛び込むと、コーチは抜き手を切ってすかさず彼女に近づき、面かぶりとバタ足を教え始めた。そのとき開いていた「戦場カメラマン」は273ページ。1967年1月、南部デルタ地帯の都市カントーちかくでアメリカ軍が起こした誤爆により、何人もの子どもや赤ん坊の手足のもがれる場面。
16時30分にプールから上がる。部屋のベランダに差す日は西に傾いている。すこし早い気もしたが、着替えて裏の柴折り戸から外へ出る。ナイトバザール奥のフードコートには中国からの観光客のみがいて、宴会の真っ最中だった。彼らの姿をここに見るのは今年が初めてだ。多分、お仕着せの旅行には飽き足らなくなったのだろう。
18時55分に部屋に戻り、本日何度目かのシャワーを浴びる。そして蚊取り線香に火を点ける。以降の記憶は、無い。
朝飯 “Diamond Park Inn Chiang Rai Resort & Hotel”の朝のブッフェ
昼飯 「シートラン」の2種のおかずのぶっかけ飯
晩飯 ナイトバザール奥のフードコートのヤムママーサイムーサップ、ラオカーオ”CABALLO”(ソーダ割り)