2019.9.14 (土) 取材対応
対外的な仕事はほとんど長男に任せている。8月に舞い込んだらしい、全日本空輸の機内で上映するための、日本のおかずについて紹介する番組の収録もしかり、である。しばらくして、取材は9月16日の9時30分から行われるとが決まった。その日は新宿タカシマヤでの出張販売の最終日に当たっていて、長男はいない。以降、長男と担当者のあいだで交わされるメールは、同報として僕にも送られてくるようになった。取材の内容は商品の撮影とインタビューとのことだった。
撮影の日程はその後、9月14日の16時からに変更をされた。また取材の内容は、店舗の外観撮影、出演者の店舗訪問シーンの撮影、出演者と社長の出会いシーンの撮影、社長による製造工程の案内と説明、おすすめ商品の説明および食べ方の紹介シーンの撮影と、いきなり増えた。更にはおとといに至って、出演者と僕が「おすすめ商品」をおかずにしてごはんを食べるシーンも追加されることとなった。繰り返して言えば、撮影の日程は繁忙が予想される3連休の初日、そしてそれへの対応は僕ひとり、である。
きのうまでは送られてくるメールを眺めているだけだったが、今朝になって「出演者とは男だろうか、女だろうか、年齢は何歳くらいだろうか、相手によって食器を使い分ける必要がある。ごはんと漬物だけではお膳は成立しない、味噌汁も添える必要がある、おかずは何品くらい必要だろうか」と、確認しなければならないことがいくつも立ち上がってきた。即、担当者に電話を入れる。しかし呼び出し音がなるばかりで相手は出ない。
おかずは写りの良いものにしなくてはならない、味噌汁の具は何にしよう、そう考えるあいだも、ご来店くださるお客様の数はどんどん増えていく。家内は長男と共に新宿タカシマヤへ行っていて留守だ。社員はそれぞれの仕事に忙しい。
13時21分に至ってようやく担当者から着信があった。その電話の中で、今日の取材においては「ごはんのおかず」ということを強く訴求するため、たまり漬以外はおかずも味噌汁も必要ないことを知らされた。
一行は約束の16時ちょうどに現れた。出演者である副島淳さんの頭脳の明敏さと行儀の良さには大いに驚かされた。撮影は18時35分に完了した。良い映像が得られれば幸いである。
朝飯 隠元豆と人参と鶏肉の胡麻和え、切り昆布の炒り煮、生のトマトを添えた秋刀魚の南蛮漬け、納豆、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、メシ、揚げ湯波とオクラの味噌汁
昼飯 「セブンイレブン」のサンドイッチ、牛乳
晩飯 アボカドとレタスと鶏肉のサラダ、2種のパン、Petit Chablis Billaud Simon 2016、牛タンシチュー、ABSOOLUT VODKA(ソーダ割り)