2019.9.13 (金) 祝儀の準備
子どものころは祭日が楽しみだった。あるとき「来年の5月は三連休だぞ」と言い出した友だちがいて、あたりの沸き立った覚えがある。むかしの祭日は貴重だったのだ。…とここまで書いて、ふと疑問が湧いて、検索エンジンで調べたところ、第二次世界大戦後の日本においては祭日ではなく祝日が正式な呼び方であることを知った。僕の言語に対する感覚は、戦前に生まれた人のそれに等しいらしい。
さて9月には2日の祝日がある。先ずは敬老の日だ。この日、我が町内は70歳から上の人にお祝いを配る。そしてどういうわけかは知らないが、85歳に達した人には3,000円を、更に90歳に達した人には5,000円が贈られる。町内のどこに住む誰がお祝いの対象になるかは回覧板によって明らかにされる。会計係の僕はその資料に従って名簿の各人の年齢に1をプラスし、あらたに70歳になった人を名簿に加える。またこの1年のあいだに亡くなった方については、その方の生前のお顔を脳裏に浮かべつつ名簿から外す。
この作業を今朝は4時すぎから行った。道具は紙と鉛筆ではなくコンピュータだから、それほどの面倒はない。ことし町内で70歳を超えた方々は72名、そのうちの3名が85歳、また1名が90歳と、データベースは算出をした。
さて残るは祝儀袋に現金を入れる作業だが、これは正確性を期して、毎年、若い事務係に任せている。9時を過ぎたら銀行へ出向き、新券を確保する予定である。
朝飯 切り昆布の炒り煮、納豆、生のトマトを添えた鶏レバの竜田揚げ、油揚げと小松菜の炊き合わせ、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、胡瓜のぬか漬け、メシ、若布とオクラの味噌汁
昼飯 「ふじや」の雷ラーメン
晩飯 「ユタの店」の餃子、しそ餃子、生ハムとチーズの大きな春巻き、ざる担々麺、鏡月(お湯割り)