2019.9.11 (水) 不在のあいだ
日本酒を飲む会「本酒会」の、僕は書記を務めているが、もうひとつ、酒の取り寄せ係も兼務している。酒は過去に色々なところから仕入れていた。今は使い勝手、あるいはこれも使い勝手のうちに入るだろうか「つうと言えばかあ」の呼吸の塩梅から、酒屋は秋田の天洋酒店と四谷の鈴傳に絞られている。先般、その鈴傳から12本の酒が届いた。書記としては先ず、これらの蔵名、蔵の住所や電話番号、酒名、吟醸や大吟醸といった等級をデータベース化する必要がある。よって今朝は4時に大型の冷蔵庫からそれらを4階の食堂に上げて、しばし入力作業をする。
朝のうちに銀行の人が来る。この用事は10分ほどで済む。1時間後に冷蔵庫の業者が来る。こちらは社内の案内に小一時間ほどをかける。12時を過ぎると当時に朝とは別の銀行へ行って小口現金をおろす。僕が事務室を空けているあいだのしその実の買い入れは、製造係に任せる。
14時30分より日光の総合会館で開かれる保健所の講習に向かうべくしているところで遂に、空の低いところまで降りてきていた黒い雲から激しい雨が落ちてくる。あたりは瞬く間に夕刻と変わらない暗さになる。その暗さを受けて、店の看板を照らす照明、あるいは蔵の脇にある防犯灯が、自動的に点く。
講習から戻ると時刻は16時。事務室の外に出された、しその実を買い入れるための台秤や竹の籠は、綺麗さっぱり片付けられていた。
さて、新宿タカシマヤでの出張販売においては、今回より家内は泊まりではなく通いになった。その家内を19時18分に下今市へ迎えに行き、家に戻る途中の鰻屋「魚登久」で僕のみホンダフィットから降りる。店主のアイガテルジ君には、いつも少ない予算内で「本酒会」のために最大限のやり繰りをしていただき、感謝の念に堪えない。
朝飯 穴子の佃煮、納豆、トマトのスクランブルドエッグ、油揚げと小松菜の炊き合わせ、切り昆布の炒り煮、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、胡瓜のぬか漬け、メシ、若布と三つ葉の味噌汁
昼飯 「大貫屋」のタンメン
晩飯 「魚登久」の其の一、其の二、其の三、其の四、7種の日本酒(冷や)