2019.9.6 (金) 早朝のことのみで終わる日記が僕には多い
幽と冥の境を行ったり来たりするようにしながら目を覚ます。枕の下からiPhoneを取り出し見ると、時刻は3時42分。ここでfacebookやネットニュースに時間を取られることは本当にバカバカしい。そう考えてすぐに起床する。
ワードプロセッサはこの「起床」の前に「起請」のふた文字を変換してみせた。「起請」といえば志ん生だ。と、こんなところで引っかかっていては日記が先へ進まない。「先へ進まない」と書きながら落語「三枚起請」を反芻してみれば「現実は古典を模倣する」という、なにやら箴言めいたことばが頭に浮かぶ。
それはさておき食堂に来て食器棚に置かれた電波時計に目を遣ると時刻は3時52分。これは以前にも書いたことだが、なぜかとても得をした気分になる。これが4時台だと特にそのような気持ちになることはなく、5時台になれば、寝過ごしたことへの後悔が胸ににじむ。
今朝は、このところにしては夜明けの空が綺麗だ。その空の写真を撮ってから早朝の仕事に従うためエレベーターに乗る。白衣はきのうのうちから製造現場に準備済みである。
朝飯 冷や奴、納豆、ハムとピーマンのソテー、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、茄子の塩漬け、メシ、揚げ湯波と茗荷の味噌汁
昼飯 「やぶ定」のエビ天とじ蕎麦
晩飯 ほうれん草の胡麻和え、牛肉と3種のキノコのソテー、豆腐ステーキ、胡瓜の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、SMIRNOF VODKA(ソーダ割り)、西瓜、孫の食べ残したあんパン、Old Parr(生)