2019.8.31 (土) 味噌のつゆによる素麺
何年、何十年と家内に頼み続けているにもかかわらず、作ってくれない料理がある。それはたとえば大きく固く握ったおむすびであり、ウースターソース味の炒麺であり、あるいは味噌のつゆによるうどんや素麺である。自分の食べたくないものは作らない、ということなのだろう。
先日、素麺をいただいた。素麺は長く保つものではあるけれど、夏が去ろうとしている今に食べずしていつ食べるか。つゆは夏の野菜をふんだんに使った味噌味にしたい。しかし家内に頼んでも、いずれけんもほろろだろう。そう考えて今朝は、それを作るよう書いたメモを長男の机の上に置いた。
僕は洋食のときには多くワインを飲み、和食のときにはほとんど焼酎を飲む。いろいろと意見はあるだろうけれど、僕の感じからすれば、日本酒の美味さは焼酎のそれよりはるかに分かりやすい。しかしなぜか焼酎ばかりを飲んでしまう。ところが今日ばかりは日本酒の飲みたい気分になった。
酒用の冷蔵庫には日本酒の、いまだ封を開けていない四合瓶が2本、そして飲みさしの一升瓶2本があった。よって飲みさしの方から1本を選んで食卓に運ぶ。
味噌のつゆで食べる素麺は、しごく美味かった。家内も「美味しい、美味しい」と食べている。「だったらこれからは、いそいそと作ってくれ」である。
朝飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、納豆、トマトのスクランブルドエッグ、茄子の塩漬け、たまり漬「刻みザクザクしょうが」を薬味にした牛肉のしぐれ煮、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、メシ、椎茸と三つ葉の味噌汁
昼飯 「ふじや」の冷やし味噌ラーメン
晩飯 「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」によるひたし豆、トマトと西瓜のサラダ、らっきょうのたまり漬と3種のぬか漬けの盛り合わせ、胡瓜の炒り卵ヌオックマム風味、茄子と獅子唐の味噌つゆによる素麺、「原酒造」の「越の誉無濾過生原酒大吟醸」(冷や)、孫が食べ残したどら焼き、Old Parr(生)