2019.8.17 (土) 結構な無沙汰
葉の量はティースプーンで2杯、湯温は60℃、その湯を急須に留める時間は90秒。この手順を精密に守っても、仏壇と自分のための、2杯のお茶を上手く淹れることは難しい。納得できるのは10日に1度ほどかも知れない。それに対して上出来の味噌汁を作ることは、それほど難しくない。僕の場合、10日に9度ほどは成功する。今朝の味噌汁も、あきれるほど美味かった。
お盆の入りから数えて4日目。今朝は仕事のついでに如来寺のお墓に寄り、13日に供えた花を片付ける。そして花立てを洗い、線香立てを含めた周辺の石は水とタワシで磨く。次の掃除は9月19日に予定して、既にカレンダーにも書き込んである。
昼は「やぶ定」に出かけてカレー南蛮蕎麦を注文する。「暑いね」と店主のワガツマカズヨシさんが言う。「オレは夏が好きだから、どうってことないですけどね」と答えると「あぁ、まぁ、確かに冬よりは良いわ」と、ワガツマさんは相づちを打った。オートバイでの出前を考えれば、確かに冬より夏の方が有り難いだろう。
夕方、町内のアンザイカツイチ先輩が辛ひしおを買いに来てくださる。酒の肴にするのだという。「胡瓜とかに付けるんですか」と訊くと「そのまま舐めるんだ」とアンザイさんは笑った。「日本酒ですか」と問えば「そう」とのことで、流石の呑み師ぶりである。アンザイさんは、3日ほどは家で呑むものの「ずっとそれじゃー死んちゃーから」と、4日目には外へ出かけるのだという。僕も飲み屋には、結構な無沙汰をしているような気がする。
朝飯 刻みオクラの鰹節かけ、納豆、大根おろしを添えた厚揚げ豆腐の網焼き、茄子の油炒め、すぐき、胡瓜のぬか漬け、メシ、椎茸と小松菜の味噌汁
昼飯 「やぶ定」のカレー南蛮蕎麦
晩飯 “Finbec Naoto”の其の一、其の二、其の三、其の四、其の五、其の六、其の七、其の八、其の九、其の十、ワインリストに”Brut”と表記のあるうちもっとも安いシャンペン