2019.8.10 (土) 日にひとつくらいは
朝の味噌汁のだしは、前夜から引くこともあれば、朝になってから煮出すこともある。夜から8時間ほどかけてゆっくり引いた方が美味いとか、朝、慌ただしく煮出すとあまり上等なものはできないとか、そういうことを目をつぶっていても判別できるほどには、僕の舌は上等にできていない。今朝のだしは、朝食の直前に煮出した。
今朝の味噌汁の具はトマトと茗荷。トマトは小ぶりなものひとつを薄く刻み、その酸味を引き出すべく弱火でコトコトと煮る。チェンライのシリコーン市場にあるイサーン料理屋でトムセーップを注文すると、オバサンはあれこれの根っこや葉っぱやトマトを、小さな鍋を用いてグツグツと煮込む。固いナンキョウやレモングラスから香りを引き出すには、それなりの強火が必要なのかも知れないけれど、トマトだけなら「コトコト」で充分だ。
トマトが充分に煮えたら、そこに薄く刻んだ茗荷を加え、火は消えない程度のところまで弱める。そしてその鍋に「日光味噌梅太郎白味噌」を、丁寧に溶き入れる。味噌汁が完成したときには「今日も清らかな仕事ができた」と、すこし満足な気持ちになった。
日中は、1本きゅうりの「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬けを売るため、しばしば店の外に立つ。
朝飯 茄子とピーマンの「日光味噌梅太郎白味噌」炒り、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、鮭の焼き漬け、鱈子の昆布巻き、納豆、みょうがのたまり漬、胡瓜のぬか漬け、メシ、トマトと茗荷の味噌汁
昼飯 冷やし中華
晩飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、胡瓜の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、枝豆、柴漬け、鮭の焼き漬け、キンミヤ焼酎(ソーダ割り)