2019.8.9 (金) お盆へ向けて
ティファールのポットでお湯を沸かし、それをふたつの湯飲みに満たす。時刻は3時54分。その湯飲みが手で持てないほど熱くなったら、各々を別の湯飲みに移す。その湯飲みも手で持てないほど熱くなったら、今度はそれらを大ぶりの片口に移す。片口の注ぎ口からタニタの温度計を差し入れ、温度を測る。100℃の湯が60℃になるまでに、今の季節なら7分はかかる。道を歩く7分間は短くても、熱湯が適温に落ちつくまでの7分間は長い。よってそのあいだは本を読んでいる。
朝の、空のいちばん綺麗な時間と山のいちばん綺麗な時間は同期しない。空は日の昇る数分前がもっとも美しく、山は日が昇って1時間数十分の後がもっとも美しい。家の、南東に面した窓や北西に面した窓、更には屋上にまで行き来して、一刻もおなじ姿を留めない空や山を眺める。
明日からは長い盆休みが始まる。そしてウチの商売に盆休みは無い。終業後は男子社員が店に集まり、冷蔵ショーケースの中身を盆向きのそれに並べ替える。
朝飯 鮭の焼き漬け、茄子とピーマンのソテー、みょうがのたまり漬を薬味にした冷や奴、納豆、生のトマト、メシ、揚げ湯波と茗荷と胡瓜の味噌汁
昼飯 「やぶ定」の「大もり」
晩飯 枝豆、刻みオクラの鰹節かけ、茄子とピーマンの味噌炒り、鰆の西京焼き、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、茄子の塩水漬け刻み茗荷和え、キンミヤ焼酎(ソーダ割り)、どら焼き、Old Parr(生)