2019.8.6 (火) 暑さ寒さも
朝、食堂のカーテンを巻き上げ、山や空の色を眺めて「夜明けはさぞかし綺麗だったに違いない」と、5時すぎに起きたことを後悔した。お盆が近づくこのところにしては珍しく、今日は早朝の仕事が無かったのだ。そして未練たらしく、夜が朝に移りゆくときの美しさのとうに失われた景色を、取りあえずは撮る。
ついこの前までは「いつまでも寒くてイヤんなっちゃいますね」と言い交わしていた人たちが、梅雨が去ると同時に、今度は「まったく来る日も来る日も暑くて参っちゃいますね」と、人と顔を合わせるたび口を開くようになった。寒ければそれを恨むことにより、暑ければそれを嘆じることにより、からだに感じる寒さ暑さは減じるのかも知れない。
膝に水を溜める癖のあったおばあちゃんを治療するため、むかし頻繁に通ってくれた人のお通夜に夕刻より参ずる。冷房の効いた葬祭場から19時ちかくに出ると、空はいまだ明るさを保ちながら、気温は昼のそれより隨分と下がっているように思われた。もっとも「うー、外に出ると、やっぱり暑ちいな」と言う人はいた。暑さ寒さも人それぞれ、である。
朝飯 鶏卵雑炊、梅干し、胡瓜の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、みょうがのたまり漬、ふきのとうのたまり漬
昼飯 冷やし中華
晩飯 “Parrot”のハンバーグシチュー、生ビール