2019.7.16 (火) 霧の降る山
ウチは「ほぼ年中無休」で商売をさせていただいている。よって社員は交代制で休む。きのう出勤しなかった3名の各自に、今日は10時30分より賞与を手渡しつつ面談を行う。残りの社員は産後の子育てや病気療養のための休職中にて、賞与は口座に振り込んだ旨の連絡をすれば良いだろう。
夜は、旧日光市に住む人との食事会。その人が主賓であれば、まさか旧今市市まで降りてくれとは言えない。席は霧降高原の「山のレストラン」に用意をした。街場の料理屋とは異なってラストオーダーは19時だから、閉店後は速やかに行動しなくてはならない。
川原町から大谷川に沿った道を西北西に進み、霧降大橋を渡る。まっすぐに登ってきた坂を右に折れて、屈曲した山道に入る。あたりが開けると、右手がレストランの駐車場である。
案内をされた窓際のテーブルからは、19時がちかいにもかかわらず、山肌を白く滑り落ちる霧降の滝が、萬緑の隙間に意外に大きく望めた。子供のころから20歳のころまで、何度となく滝壺まで降りた、その道が何年も前から通行禁止になっていることは、今回、はじめて知った。事故があってはいけないという行政の配慮だろうか。あるいは自然保護のためだろうか。
「山のレストラン」は、味よし、ひと皿の量は多め、そして特筆すべきはワインの値付けが異常に安い。1時間と数十分の後、我々は極めて満足をしながら山を降りはじめた。霧は、昼なら大谷川の望める下りの急坂に差しかかったところで晴れた。そして家に帰り着いたら今度は白衣を着て製造現場に入る。最近は早朝よりも、夜の仕事が多い。
朝飯 納豆、牛肉の時雨煮、生のトマト、目玉焼き、切り昆布の炒め煮、胡瓜のぬか漬け、茗荷のたまり漬、メシ、椎茸と玉葱とズッキーニの味噌汁
昼飯 「セブンイレブン」のサンドイッチ、牛乳
晩飯 「山のレストラン」の舞茸とルッコラのサラダ、南瓜の冷たいスープ、サーロインステーキ、Gevrey Chambertin Joseph Drouhin 2013、アイスクリーム、カスタードプリン