2019.7.11 (木) ついに購入
羽田空港のパスポートコントロールの先ではちらほらと、そして機がスワンナプーム空港に着陸して入国審査を受け、バンコクの街に出るとかなりの数の、小さなバックパックを背負った、多分ヨーロッパから遊びに来たらしい老若男女に気づく。ケシュアの10リットルである。
グレゴリーのそれこそすこし大きめだが、デイパックと呼ばれるバックパックは、通常は20リットルほどの容量を持つ。そしてその大きさは、財布、携帯電話、メモ帳、ボールペン、文庫本、非常用の薬品くらいの身の回りのものを持ち歩くには、ちと大きすぎる。よってその半分ほどのものを求めようとすると、これまではトレイルランニング用の、一般には不要の機能が満載された品しか選べなかった。ケシュアの10リットルは、それにくらべてとても簡素だ。
「スポーツ用品の黒船」とでも呼ぶべきフランスの会社デカトロンが販売する商品は、これまで日本ではほとんど手に入れることができなかった。それが、今年の3月に西宮に日本1号店ができて、一気に目立ってきた。ウェブショップは2015年から存在していたということだが、僕は気づかなかった。amazonでは、個人輸入をしたらしい人が、今でも現行品を定価の数倍で、旧型に至っては数十倍の価格で出品しているところからすれば、ケシュアの10リットルは、つい最近まで手に入りづらかったのではないか。
それはさておき数週間ほど前にこのウェブショップを知った僕は、早速に、その小さなバックパックを買ってみた。価格は送料込みで390円。そして商品には10年間の保証がついている。不思議なビジネスモデルである。
朝飯 雑炊、じゃこ、胡瓜のぬか漬け、塩昆布、塩鮭、みょうがのたまり漬
昼飯 おとといの晩のおかずによる丼、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、杏仁豆腐
晩飯 茄子とトマトとマカロニのバターソテー、鶏肉の網焼きと夏野菜の素揚げのバルサミコソース、“THE STANDARD BAKERS”の4種のパン、Petit Chablis Billaud Simon 2016