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清閑 PERSONAL DIARY

2019.7.5 (金) 降りてばかり

鬼怒川の旅館に泊まっている。廊下に鉄扉がある。開くとそこは鬼怒川の渓谷で、足元には直径10メートルほどの大きな岩。外の空気を吸いたくなって、その岩の上に立つ。しばらくすると、岩はエレベーターのように下がり始めた。はじめはゆっくりだったその速度は、しばらくするとみるみる上がり、しかしティラノザウルスにそっくりな岩が間近に見えるところで停まった。

自分の乗った丸い岩が、上を目指して昇ることはしない。しかし気づくと岩はもとの高さに戻っていて、ふたたび下降を始めては、恐竜に似た岩の前で停まる。これを何度か繰り返しつつ「自分は同じ夢を繰り返し見ているのだろうか、あるいはひとつの夢をずっと見続けているのだろうか」と考えている。

目を覚ますと6時がちかかった。前夜21時に寝室に入れば翌朝は2時や3時に目のさめるはずの僕が、このところはとんと早起きができない。先月26日の早朝にタイから帰って以降、今朝までの9日間は出たり入ったりの生活だった。しかし出張続きの人の生活を考えれば、これくらいで疲れるわけはない。日に7時間も眠ってしまう原因が奈辺にあるかは不明である。


朝飯 ハムとウインナーソーセージのソテー、納豆、茄子とピーマンの炒りつけ、塩鮭、胡瓜のぬか漬け、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、メシ、揚げ湯波と万能葱の味噌汁
昼飯 白胡麻のつゆで食べる黒胡麻そうめん
晩飯 らっきょうのたまり漬、ほうれん草の胡麻和え、茹でた隠元豆と素揚げしたじゃがいもの「日光味噌梅太郎白味噌」和え、冷奴、大根おろしを添えた揚げ茄子、漬けマグロ、芋焼酎「赤利右衛門」(お湯割り)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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