2019.6.26 (水) 大忙し
オフクロは、馬が食うほどの量のデパスとハルシオンを遺した。この2種類の薬は僕に3時間の熟睡をもたらして、目覚めはいつも爽快だ。しかし「人が処方された薬なんて、よく嚥めるわね」と家内に言われたことも、頭には残っている。前夜、深夜便の席に落ちついたときには、少々ではあるけれど、眠気を覚えていた。それもあって、いつもはベルト着用のサインが消えると同時に口に入れるその2種の薬を、今回は服用しなかった。
機が揺れたり、あるいは気流の関係なのか、小刻みに上下する、その動きを脳とからだが意識して、半覚半睡のまま眠りに落ちることがない。限界まで倒した背もたれに背中を預けても、まるまる空いた3席を占領して横になっても眠れない。そうするうち、通路を人が行ったり来たりする気配で完全に目を覚ます。
03:00 客室乗務員がおしぼりを配り始める。
03:05 朝食の配膳が始まる。パンとジュースとコーヒー以外はほとんど喉を通らず。
04:31 地上がちかくなる。
04:34 定刻より21分はやく羽田空港に着陸。日本時間は6時34分。以降の時間表記は日本時間とする。
06:48 “TG682″と時をおなじく着陸した他の機からの旅客により混み合う通路を進む。
06:54 パスポートコントロールを抜ける。
07:12 回転台からスーツケースが出てくるまでに20分を要する。
07:15 税関検査場を抜ける。
07:31 京浜急行の車両が羽田空港国際線ターミナルを発車。
08:17 都営浅草線の浅草着。
朝食を済ませて浅草09:00発の下り特急に乗る。下今市駅には家内に迎えに着てもらった。途中、道の駅「日光街道ニコニコ本陣」に立ち寄って検品。帰社して着替える前に、これから道の駅へ入れるべき商品とその数を製造現場に伝える。そして仕事着に着替えて、できてきた商品を道の駅に納める。以降は繁忙にて昼食を抜く。
終業後は、夏のギフトの繁忙を目前にしての「がんばろう会」を4階の応接間で開く。「がんばろう会」とはいえ、社員に檄を飛ばすわけではない。今日のその集まりは、今月限りで定年延長の切れる包装係サイトーヨシコさんの、送別会のような色も帯びた。
社員を通用口から送り出して4階に戻り、入浴をして、即、就寝する。
朝飯 “TG682″の機内食
朝飯 「松屋」の得朝ミニ牛めしお新香豚汁セット、生玉子
晩飯 長芋の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、厚焼き玉子、グリーンアスパラガスの豚バラ肉巻き「みょうがのたまり漬」風味、胡瓜のナムル風、鶏もも肉のオーブン焼き「日光味噌ひしお」和え、トマトとレタスのサラダ、茄子と3色のピーマンの「日光味噌梅太郎赤味噌」炒め、鮪の刺身と「にんにくのたまり漬」のユッケ風、たまり漬「刻みザクザク生姜」と同「おにおろしにんにく」を薬味にした鰹のたたき、塩おむすび、ごぼうのたまり漬、牛肉の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け焼き、「しいたけのたまり炊」のおむすび、芋焼酎「白金乃露」(ソーダ割り)、メロン、西瓜とオレンジ、どら焼き、「さかえ屋」の揚げゆばまんじゅう