2019.6.3 (月) 今さらそんなことに気づいたのか
「酒は3合まで」と決められている焼鳥屋にむかし、人に連れて行ってもらったことがある。「しかし2合も飲めば充分だ」と、その人は言った。僕も同感である。
夜は、僕としては珍しく、燗をつけた日本酒の飲みたい気分になった。ウチの冷蔵庫の野菜室は、製造会社が意図したことだろう、酒の四合瓶やワインの750ccのボトルが立てて置ける。そこから飲みさしの日本酒を引き抜く。残りは2合と5勺ほどだろうか。
その酒を、溢れさせないよう慎重に徳利に注いでいくと、2合ほどでちょうど良いところまで来た。徳利はミルクパンの水に胸のあたりまで沈め、コンロに置く。
2合ほどと思われるその徳利の中身は予想外に早く干された。瓶に残された5勺は、燗を付けるにはいかにも少ない。よってそれについては冷やで飲むこととして、瓶から直に猪口に注ぐ。
「2合も飲めば充分だ」という意見には同感するも、日本のおかずは日本の酒を隨分と進捗させる。「今さらそんなことに気づいたのか」と嗤われれば頭をかくしかない。そして入浴をして21時が来る前に寝室に入る。
朝飯 人参と蓮根のきんぴら、鮭の昆布巻き、茄子とピーマンの「日光味噌梅太郎赤味噌」炒り、油揚げと蕪の葉の甘辛煮、納豆、胡瓜のぬか漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、キャベツの味噌汁
昼飯 「ふじや」の冷やし味噌ラーメン
晩飯 人参と蓮根のきんぴら、もずくの酢の物、蕪と胡瓜と生姜の浅漬け、塩らっきょう、煮穴子のだし巻き玉子、鯛のかぶと煮、「笑四季酒造」の「赤い糸・吟吹雪」(燗)、同(冷や)、メロン