2019.5.30 (木) いささかの後悔
今月7日の日記に書いた、店舗犬走りの軒下に巣を作ろうとしている鳩については、数十年来の頼みつけも含めてふたつの業者に状況を説明し、見積もりを取った。その結果、付き合いの長い方を選んで施工を依頼した。伝えられた工事日は本日。来社の時刻は7時から7時30分のあいだとのことだった。
普段よりも10分だけ早い7時10分に事務室のシャッターを上げると、既にして3名が梁のほこりを刷毛で落としていた。そして小一時間ほどもすると、犬走りとベンチには大量のホコリが積もり、それは、仕事の予定をすこし変更して、長男が水で洗い流した。
背中の痛みの再発を防ぐため、今は2週間に1度の割で通っている宇都宮のカイロプラクティックから正午すぎに戻る。業者の姿が見えないところからすると、工程表には15時までとあった作業は、早くも完了したらしい。
早速に、工事の結果を確かめる。すると、庇の裏の木組みや照明器具の格子には、ネジ止めされたステンレス製の支持棒、またそこから次々と張り渡されたテグスによる、非常に美しくない様子が見えた。
ひと組のつがいの鳩がいきなり飛来し、犬走りに糞を落とし始めたから、それを防ぐため、当方は対策を講じた。その結果が、景観の毀傷と数十万円の出費である。「テグスではなく、忌避剤の設置を選ぶべきだっただろうか」と、今はいささか後悔をしている。
朝飯 昆布巻き、納豆、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、筑前煮、パパイヤと胡瓜のぬか漬け、たまり漬「おばあちゃんのふわふわ大根」、メシ、豆腐と若布と茗荷の味噌汁
昼飯 「食堂ニジコ」の冷やし中華
晩飯 カプレーゼ、エリンギと赤ピーマンのソテーを添えたビーフステーキ、にんにくライス、“Bricco Manzoni Barolo Silvio Grasso 2013”