2016.12.19 (月) ノンストップ
昼食は、すべての社員が職場に戻る13時30分から家内と摂っていた。しかし20名の社員のうち5名が妊娠、あるいは出産を経て産休という非常事態にできるだけ人員を確保するため、僕は11時30分から、家内は13時30分からと、その昼休みを分けることにした。この日記を遡ると、9月のはじめにはそのシフトが敷かれていたことを知って驚いた。既にして僕は、4ヶ月ちかくもひとりで昼食を摂っていたのだ。
今日は事務係のカワタユキさんと共同で仕事をする必要があった。「オレはメシは、今日に限っては昼すぎ1時半から食べるから」と伝えて仕事を始めたものの、その時間が来ても終わりは見えない。心配するカワタさんには「当然、ノンストップだ」と声をかけ、頭や手を休ませることはしない。
そうして遂に、中途半端な時間ではあったけれど、ケーキと紅茶をそそくさと腹に収め、ふたたび事務室へと戻る。3食のメシは、ピッチャーのローテーションとおなじく間隔を守り、乱れが生じたときには素早く調整をすることが僕の身体には必要なのだ。
その調整のお陰で、18時からの会食には万全の調子で臨むことができた。「頭がすこしばかり悪くても、健康でありさえすれば仕事はできる」と、今市小学校の4年間をお世話になったエダタダシ先生はおっしゃった。大人になって、はじめて腑に落ちる言葉である。
朝飯 3種のおむすび、揚げ湯波と万能葱の味噌汁
昼飯 レモンパウンドケーキ、紅茶
晩飯 「三彩」の懐石10品、獺祭「磨き二割三分」(冷や)、魔王(生)