2016.12.18 (日) 忘年会
きのう今日と続けて、いまだ深夜とおなじ暗さの製造現場に降りている。早朝の味噌蔵などはさぞかし寒かろうと想像されるけれど、それは大して感じない。その仕事を終えてようやく、空に明るみの差していることに気づく。新聞を取るため外へ出る。井戸水を引いた手水の水が凍っている。初氷を目にしたのは、今日がはじめてではない。
店の冷蔵ショーケースに置かれたワインらっきょうの、リボンがいつの間にかクリスマスのものに変わっている。このらっきょうはカベルネソービニョンによる2種のワインに長く漬けられたもので、半割にして新鮮な生チーズにのせて食べると美味いのだ。
一人で気ままにしていることを好む社交下手の僕にも、いそいそと出かけて行く集まりはある。町内の役員による飲み会も、そのひとつである。
年末に忙しい上澤梅太郎商店は忘年会を持たない。どこかの団体から、あるいは誰かから呼ばれることもない。そして僕にとっては唯一の忘年会である、春日町1丁目役員のそれに18時より参加をする。
朝飯 納豆、豆腐の卵とじ、揚げ湯波と小松菜の淡味炊き、生のトマト、すぐき、メシ、舞茸の天ぷらと万能葱の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 「ふじや」の焼き餃子、酢豚、刻みキャベツ(特注)、ほかあれこれ、焼酎(生)