2019.5.23 (木) 朝の月
メシや酒、今月の18日から19日にかけて発生した車両運搬費、南の国へ行く飛行機代など、その時が過ぎれば消えてしまうお金には、割と鷹揚である。しかしきのう買うことを止めた雨靴など、形の残るものへの出費は惜しむ傾向が、自分にはある。
モノを持つ、ということが後悔の元になることを、僕はしばしば経験する。「やっぱり要らなかったじゃねぇか、そのくせ空間は占有しやがる」という後悔もあれば、それを持つことにより貨幣を失い続けて後悔する、ということもある。
後者の代表がクルマではないか。各種の税金、燃料費、自宅にクルマを置く隙の無い場合には駐車場代など、これを購入し、維持管理することによる出費には、馬鹿にならないものがある。
社会が成熟するに連れて出生率は漸減する。出生率の低下は国を滅ぼす最大の要因で、現在の日本に突きつけられた悲しい現実だ。クルマも、社会が成熟するに連れて売れなくなっていくような気がする。クルマの生産国では、それが国の力を弱らせるひとつの元になるだろう。
それはさておき、4人目の子供の産前産後休業と育児休業を終えて、包装係のタノイチカさんが現場に復帰した。「見上げた根性」とは、彼女のような人のためにある言葉だと思う。彼女の職場への復帰を、僕はとても嬉しく感じている。
朝飯 ひじきと人参と揚げ湯波の甘辛煮、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、納豆、蓮根と人参のきんぴら、巻湯波の淡味炊き、胡瓜のぬか漬け、ふきのとうのたまり漬、メシ、揚げ湯波と万能葱の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 塩らっきょう、ウォッカマーティニ、5種の野菜のサラダ、人参の混ぜごはん、茹でたブロッコリーを添えた鶏の網焼きトマトソース、“Petit Chablis Billaud Simon 2016”、ケーキ、”Old Parr”(生)