2019.4.21 (日) 清楽亭寄席
味噌蔵のある庭の隠居で「清楽亭寄席」を開くようになって、今年で4年になる。寄席の名は、築150年の建物の六畳にかかっていた額による。企画は長男、準備のほとんども長男。12時からの昼席と14時30分からの夕席の各々の中入りには、たまり漬を使ったおむすびとらっきょうのたまり漬と味噌汁を、お客様にお出しする。僕の仕事は、味噌汁の出汁を前夜から引くこと、本宅と隠居のあいだの食器の移動、当日の受付と給仕である。
「清楽亭寄席」に出演する噺家は、原則として瀧川鯉白。長男のこだわりは、そこに必ず色物を加えるところにある。今年は音曲の桂小すみ先生。「先生?」と不思議に感じる人もいるかも知れないが、色物の芸人につける敬称は「先生」と決まっている。
今年の「清楽亭寄席」も、街うち、あるいは県内、遠くは東京からのお客様に恵まれて、無事に完了した。長男と僕と家内が隠居に詰めているあいだ、週末の忙しい店を守ってくれる社員のいることが有り難い。
夜は春日町1丁目の会計係として、町内の総会に臨む。
朝飯 キクラゲと鱈子の佃煮、塩鮭、梅干し、塩昆布、ふきのとうのたまり漬によるお茶漬け
昼飯 「しその実のたまり漬」と「刻みザクザクしょうが」によるおむすび、揚げ湯波とカキ菜の味噌汁
晩飯 マカロニサラダを添えた鶏の唐揚げ、”ABSOLUT VODKA”(ソーダ割り)