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お買い物かご

清閑 PERSONAL DIARY

2019.3.27 (水) 片肺飛行で海峡を越える

目を覚まし、それほど時をおかず枕の下に差し込んだiPhoneを取り出し見ると、時刻は3時23分だった。即、起床して服を身につけ、洗面を済ませて食堂のテーブルに着く。

おとといの日記に書いた、袋入りの商品の包装形態、両目、価格の変更を、自社ドメインによるショップおよびYahoo!ショッピングには、今月31日に反映をさせる。加えて自社ショップでは、4月3日にも保守点検が行われる。作業中は、お客様はお買い物ができない。それをお知らせするためのメールマガジンを、4時から書く。そしてそれを、複数の社員が読むことのできるチャットワークに上げる。

4時30分からは、ほとんど書けていた24日の日記を公開し、続いて25日と26日の日記を完成させる。更には今日の日記のここまでを書く。

下今市07:05発の上り特急スペーシアに乗る。それを春日部で東武アーバンクラインに乗り換え七里で降りる。そしてオーミヤナナサト眼科まで数分を歩き、白内障の手術から5ヶ月目の診察を受ける。結果は良好。次の検査は7月から9月とのことにて、取りあえずは日を決めないまま眼科を去る。

日光に梅の花の開くころ、東京では桜が満開になっている。その、桜の森の満開の下を、椎名町、銀座、新橋と歩く。上半身に着けているのは木綿のシャツとブレザーのみ。それで汗ばむ陽気である。

家に帰る下り特急列車の中ではいつも、片肺で海峡を越える飛行機のように、僕は危なっかしい。眠りから覚め、ふと気づくと車両は下今市に着いたばかりだった。右のポケットにiPhoneを確認し、ショルダーバッグを引き掴んでプラットフォームに降りる。その瞬間、席の前の網袋に文庫本を置き忘れたことに気づく。

amazonで買った古書であり、既にして読み終えているところから、このまま無視することも頭をかすめたが、すこし惜しい気もした。側に立つ駅員が出たばかりの特急を見送るのを待って、対応のしかたを訊く。それから終点の日光駅に電話をし、明日の午後、その文庫本を下今市駅まで回送してくれるよう頼む。


朝飯 鶏卵雑炊、キクラゲと鱈子の佃煮、塩鮭、ふきのとうのたまり漬
昼飯 牛乳
晩飯 「鮨よしき」の酒肴あれやこれや、それや。鮨あれやこれやそれや「御代桜醸造」の「四十三の春・純米大吟醸」(冷や)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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