2019.3.20 (水) 安い買い物
真冬の寒さを思えば隨分と暖かくなってきた。しかしなにか慣性のようなものが働いているのだろう、今日もまたmont-bellの、上からかぶる式のダウンベストを着る。そしてこのベストの腹のあたりや腰のあたりの具合を確かめ「中身が大分、減ってきたようだ」と感じる。「もう捨てても良いころではないか」と考えつつ小遣い帳を検索すると、これを神保町の「さかいやスポーツ」で買った日は2006年10月24日と知れた。
僕はこのベストを毎年、12月の中旬から翌年の春彼岸くらいまでは着る。1年に3ヶ月余を13回も繰り返したとなれば、着用に及んだ日数は、およそ1,300日に達する。買った値段の7,900円を1,300日で割れば1日あたりのかかりは6円。安い買い物だった。
夕刻、冷蔵庫の氷温の引き出しに「丸赤」の極辛塩鮭を見つける。家内が仕舞い忘れたものだろう。よってその切り身を15分ほどかけて焼く。この鮭が焼き上がると、表面は厚く塩で覆われる。それほど塩気が強いから、1度に食べられるのは小指の先ほどだ。つまりこの塩鮭もまた、1日にならせば安い買い物、ということになる。
それはさておき、今日は火加減がちと強すぎたかも知れない。次はもうすこし弱い火で炙ってみたい。
朝飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、納豆、飛竜頭と茹で玉子のおでん風、細切り人参の炒り煮、蓮根のきんぴら、らっきょうのたまり漬、メシ、豆腐と揚げ湯波と三つ葉の味噌汁
昼飯 ふきのとうのたまり漬、梅干し、塩らっきょう、昆布の佃煮によるお茶漬け
晩飯 トマトとレタスとクレソンのサラダ、「金谷ホテルベーカリー」のチーズパン、同ぶどうパン、きのうのロールキャベツを流用したスープ、“Petit Chablis Billaud Simon 2015”