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清閑 PERSONAL DIARY

2019.3.18 (月) お彼岸の入り

本日はお彼岸の入りにて、朝、如来寺にあるお墓に家内とお参りする。3月も下旬にさしかかろうとしているのに、花立てに溜まった雨水は凍っていた。

お墓の、石と石の重なったところに苔が見える。「さて、水が凍るほど気温が低いにもかかわらず、もう苔か」と、その部分を乾いたタオルで強く拭くと、苔ではなく杉の花粉だった。乾いたタオルの次は、2本目の、水を固く絞ったタオルで更に強く墓石を拭く。

空は雲ひとつなく晴れて、風は皆無。蝋燭に火を点けるには、何の苦労も無い。

昨年の4月26日、家内の父の一周忌で訪れた禅寺で「献仏不假香多」という張り紙を目にした。「仏は香の多さを求めない。見た目や形にはこだわらず、心を込めることこそ大切」という意味の言葉だという。心を込めることは難しいけれど、以来、僕はお墓では、左右それぞれ3本のみ線香を上げることにしている。

花の茎の切り落としたところや使い終えたマッチの軸などを古紙に包み「さて」と立ち上がって二三歩を踏み出してからお墓を振り返ると、供えたばかりの花は涼やかに、朝日を受けて光っていた。


朝飯 納豆、温泉玉子、しもつかり、らっきょうのたまり漬、メシ、揚げ湯波と三つ葉の味噌汁
昼飯 「食堂ニジコ」の塩焼きそば
晩飯 蓮根のきんぴら、春菊の胡麻和え、かまぼこの「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」かけ、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、ウィンナーソーセージと2種のパプリカのソテー、塩らっきょう、サヨリの干物、麦焼酎「黒麹道」(お湯割り)、2種のぼた餅、”TIO PEPE”


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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