2019.2.14 (木) 奇妙な病
数年に一度「腹減らない病」という奇病に取り憑かれる。そして本日の日中、またこの病の訪れたことを知る。ただの食欲不振でないということは、自分のからだだけに分かっている。
「腹減らない病」にかかっている最中は、文字通り腹が減らない。何日ものあいだ食事を摂らなくても腹は減らないものと思われる。しかしそれではいかにもまずかろうと、食事は普段通りにする。食べようとすれば食べられるし、美味い物はそれなりに美味く感じる。酒も飲める。まったく不思議な病である。
そして「前回、この病に襲われたのはいつのことだっただろう」とこの日記に検索をかけてみると、それは2014年2月8日から2週間以上も続いていた。このときは重症で「腹減らない病」と共に「酒飲みたくない病」および「ラーメン食べたくない病」も発症し、翌3月にはラーメン好きの僕が、こともあろうに1杯もラーメンを食べないという新記録を打ち立てている。
さて今回の「腹減らない病」は、どれほど続くだろう。前述のように、この病にかかっていても「食べようとすれば食べられるし、美味い物はそれなりに美味く感じる」から、今日の夕食もワインも、それはそれで美味かった。
朝飯 切り昆布の炒り煮、帆立貝の淡味炊き、すぐきを薬味にした納豆、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、鮭の麹漬け、ふきのとうのたまり漬、メシ、揚げ湯波と菜花の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 帆立貝の淡味炊き、”TIO PEPE”、パン、トマトとピーマンとソーセージのオーブン焼き、”Salitage Pemberton 1999″、“BJORK”(生)