2019.1.30 (水) 両名共に手元が危うい
朝飯に味噌汁は欠かせない。しかし夜は酒という水分を摂取することもあって、味噌汁はほとんど作ってこなかった。そうしたところ最近、2016年11月に生まれた孫がことのほか味噌汁を好むことを知った。そうであれば、これを用意しないわけにはいかない。
朝の味噌汁はほとんど僕が作る。その流れからすれば、夜の味噌汁も僕が作るべきだろう。孫は椎茸を好む。だったらなめこも好きだろうかと、今夜の味噌汁の具にはなめこを用意した。この、粘性のあるきのこを椎茸と同じく孫が食べるかどうかは不明である。
冷蔵庫を調べると、薬味になりそうな野菜は万能葱のみだったから、幼児には刺激が強すぎるかも知れないと考えて、代わりに若布を入れた。器は、1週間ほど前にウェブショップに注文して数日後に届いた朱塗りで、僕のものとおなじくユニバーサルデザインによる。
直径10.5cmの子供用のお椀ではあるけれど、それに、いまだそれほど温度を上げていないなめこの味噌汁をたっぷり注ぎ、孫の前へ置く。孫はそれを一気に飲み干し、お替わりをくれという。汁ばかりを飲ませては他のものが食べられなくなる。鍋からなめこのみを掬って孫の前へ置く。孫はそのなめこをひとつ残らず口の中へ入れて、ようやく気が済んだらしい。
これから孫と和食による夕食を摂る際には、味噌汁を作らなければならない。ひとあし先に酒など飲んでいる場合ではないのだ。
朝飯 大豆の炒り卵、蓮根のきんぴら、ほうれん草のおひたし、薩摩揚げ、納豆、白菜漬け、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、メシ、揚げ湯波と若布と万能葱の味噌汁
昼飯 「大貫屋」のチャーハン
晩飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、細切り人参の炒り煮、たまり漬「刻みザクザク生姜」と同「おにおろしにんにく」による豚の生姜焼き、「らっきょうのたまり漬」を隠し味にしたポテトサラダ、松前漬け、白菜漬け、なめこと若布の味噌汁、麦焼酎「ひゅうが晴」(お湯割り)、”Chez Akabane”のケーキ、”Old Parr”(生)