2019.1.9 (水) 第37回日光MG(1日目)
参加者ひとりひとりが資本金300円の会社を持ち、2日間で5期分の経営を盤上に展開するのがマネジメントゲームだ。今回の参加者は36名。そのうち上澤梅太郎商店の社員は20名、そして社外からの参加者は16名。遠くは九州、四国から来てくださった方々だ。社員だけで行うマネジメントゲームは、どうしても内向きになる。社外から参加してくださる方あっての日光MGと、僕は考えている。本当に、感謝に堪えない。
日光MGの初日は、ニシジュンイチロー先生、ヨシエ先生による、第1期を使ってのルール説明から始まる。MGを10年、20年と続けている人も、このルール説明には真剣に向き合う。「自分は分かっている」という考えが毛の先ほども頭に浮かべば、それが下り坂への第一歩である。
僕には欲が無い。それがMGにも現れる。欲を出しながら淡々粛々と売ることが、今回のMGにおける僕の目標である。淡々粛々と売るには、それなりの環境を作り出す必要がある。ゲーム運びの下手な僕には、簡単なことではない。
1日目の昼食には「どこの誰、なぜ来たか」のスピーチを全員が順番に行う。食後は短い休憩の後に販売ルールの読み合わせが行われる。ここで声を出して、いよいよ第2期が始まる。結果は損益分岐点比率119パーセントで、1期からの累積利益はマイナス58円。C卓での第3期は気を取り直し、同卓の人、つまり競合会社に嫌われる売り方をして損益分岐比率92パーセントの成績を上げるも、累積利益はマイナス32円。ここで本日の勝負は終了。第4期に閉鎖される市場と固定費の倍率を決めるためのサイコロは、第3期にもっとも高い売上高を記録した、長崎から参加のサカモトユージさんが振った。
50分後の20時から、部屋を移して交流会が始まる。諸般の事情によりやむを得ず帰宅した社員を除く全員が車座になり、端から「マイブーム」についてスピーチをする。制限時間を1、2分と決めても、そこに収まる人はほとんどいない。このスピーチがひとまわりすると時刻は21時で交流会は中締め。主催者側としては、最後まで皆さんにつき合わなければいけないと思わないでもないけれど、生憎と僕は夜に弱い。即、入浴をして21時30分に就寝する。
朝飯 「湯けむりまごころの宿・一心舘」の朝のお膳
昼飯 「湯けむりまごころの宿・一心舘」の昼のお膳
晩飯 「湯けむりまごころの宿・一心舘」の夜のお膳