2019.1.7 (月) 朝露
高級車、高級時計、その他の高級なもの、また高級と言われる盛り場での蕩尽に興味はないものの、財布の小金は結構な速度で消えていく。そういう癖があるため小遣い帳をつけている。この小遣い帳の昨年分に「朝露」で検索をかけてみると、その購入回数は64回、総額は35,000円を超えていたから大いに驚いた。
「朝露」は「日光味噌」が熟成する過程において、その表面に溜まった「たまり」を主な原材料とする。「たまり」を汲んでは作り、汲んでは作り、だから売れすぎると「たまり」が枯渇して品切れになる。それゆえの、100mlの小瓶での蔵出しである。
これをなぜ昨年は64回、35,000円以上も買ったかといえば、自家用もさることながら、知り合いが店に来てくれたとき、あるいは友人がウェブショップに注文をくれたとき、それに気づくと1本、また1本と贈呈をしたからだ。
「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」が正式な名前、というところからして当然、「朝露」では様々な浅漬けを作ることができる。一方、淡い風味のものに差すと、その食べものを一層、美味くする。淡い風味のものとはこの場合、刺身湯波、豆腐、玉子焼きなどだが、蒲鉾やはんぺんもまた、その範疇に含まれる。とにかく食卓に「朝露」が欠けると、どうにも気分が落ち着かない。
昨年のように途中で品切れになってはお客様にご迷惑をおかけする。今年は個人としては、すこし購入を控えようと思う。
朝飯 目玉焼き、納豆、ほうれん草のソテー、鮭の麹漬け、ふきのとうのたまり漬、メシ、揚げ湯波と玉葱とトマトの味噌汁、いちご
昼飯 「セブンイレブン」の2種のおむすび
晩飯 紅白なます、酢牡蠣、油揚げと小松菜の炊き合わせ、鶏もも肉の「日光味噌辛ひしお」炒め、2歳2ヶ月の孫の包んだジャガイモ餃子、豚汁、芋焼酎「櫻泉」(お湯割り)