2019.1.6 (日) 人数が少なくても楽しくないわけではない
町内で、向こう三軒両隣に回覧板を回すなどの連絡係を務めるのが組長だ。その組長を慰労する新年会に町内の役員として参加をするため、17時30分に公民館へ行く。夏のお祭に上がって以来、押入に仕舞われていた日本酒をヤカンに移し、ガスレンジで温める。そのうち買い出しに行っていた大膳関係の役員が、両手に鮨の入った段ボール箱を持ったり、菓子の入ったレジ袋を提げたりして階段を上がってくる。そうして18時より新年会が始まる。
組長を慰労する新年会とはいえ、町内に17名いる組長のほとんどは出てこない。「出てこないのは夜が寒いからだろうか」と昼に開催をしたこともあったけれど、参加者の数は変わらなかった。
公民館の座敷にロの字型に机を置いて、そこにほとんどの組長が集まったのは、何年くらい前までのことだろう。老いれば家を出るのも億劫になる。新年会の参加者が激減したのは、組長の高齢化が大きく関わっているものと思われる。
参加者が少なければ予算も節約しようと、むかしは鮨屋から出前をしてもらっていた鮨も、今は回転鮨かスーパーマーケットのそれに変わっている。そうしてそのような肴で燗酒を飲み、20時すぎに帰宅する。
なお、このような気勢の上がらない文章を最後にひっくり返す、まるで進軍ラッパのような1、2行が書けないわけではないけれど、今日のところはこのまま終わる。
朝飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、納豆、生玉子、鮭の昆布巻き、生のトマト、ふきのとうのたまり漬、メシ、豆腐と長葱の味噌汁
昼飯 柴漬け、烏賊人参、ふきのとうのたまり漬、梅干しによるお茶漬け
晩飯 「スーパーマーケットかましん」の刺身、おなじくオードブル、同じく握り鮨、婦人会の差し入れによる肉じゃが、おなじくけんちん汁、お祭に上がった日本酒(燗)