2018.12.25 (火) おなじ勢いで
10月の下旬から続いている、背骨と右の肩胛骨の間の痛みがいまだ去らない。その間、日光市内の接骨院で鍼と低周波による治療を受けること5回。それが効かずに、今度はギックリ腰を起こすたび頼りにしてきた栃木市の治療院で鍼とマッサージによる治療を3回。それでもまったく快方に向かわず、遂には「ふた撫でで治す」と「本酒会」のイチモトケンイチ会長が語る、群馬県の施術院を訪ねることまでした。
その伝説の施術院には、しかし神がかった技術を誇ったという名人は既に存在せず、今の先生の「撫で」や「手かざし」は、まったく効かなかった。正に処置なしである。
背中の痛みは午後に強くなるため、そそくさと昼食を済ませると即、寝台に指圧具を置き、その上に仰向けになって数十分のあいだ静かにしている。それで痛みを鎮めてふたたび仕事に戻ることを、このところは繰り返してきた。また、夜にふたたび強まる痛みは、アルコールを摂取することで治めてきた。しかしその「アルコール療法」もここ数日は効きづらく、今日は朝から背中が痛んでいる。いよいよ整形外科の世話になるときが来たようだ。
院長は僕の説明を聞くなり「首ですね」と断言した。下を向いて仕事をする人に多く見られる症状だという。
案内されたレントゲン室では、問題の個所と、もうひとつ、やはり10月下旬から、上着の袖に腕を通そうとするときなどに強い痛みを発する左肩の写真を計8枚撮られた。その写真を診た院長は「投薬と注射のどちらを望むか」というようなことを訊いた。僕の希望は勿論、注射である。
左の肩には関節腔内注射が1本、打たれた。背骨と右の肩胛骨の間には肩甲背神経ブロック注射が2本、打たれた。そして痛み止めの飲み薬2週間分を渡されて、本日の診療は待ち時間も含めて2時間と少々で完了した。それにしても、この対症療法はいつまで続くのか。
今回の降って湧いたような不調はもちろん、加齢による。当方は、段差の高い階段を降りるようにして衰えていく。それに対して幼児は逆に、同じ勢いで成長をしていく。小さな子供のいる家庭は賑やかだ。
朝飯 切り昆布の炒り煮、油揚げと小松菜の炊き合わせ、人参とブロッコリーの卵とじ、納豆、ふきのとうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「つぶより」、メシ、若布とレタスの味噌汁
昼飯 「カルフールキッチン」の赤飯のおむすび、らっきょうのたまり漬「つぶより」、日光味噌のフリーズドライ豚汁
晩飯 セロリのオムレツ、レタスとシメジのサラダ、トマトと秋刀魚のスパゲティ、“Petit Chablis Billaud Simon 2015”、もみの木のクッキー、”TIO PEPE”