2016.9.7 (水) 日光MG(2日目)
きのうは、というか午前0時を過ぎてなお、2時、3時まで飲酒活動をしていた人たちが少なくなかったらしい。「そういう方々にホストがお付き合いしなくてどうする」と家内は言うけれど、僕は早寝早起きの体質にて、温泉街の深夜食堂で餃子やラーメン、はたまた鶏の唐揚げを肴にビールなどは、とてもではないけれど無理だ。
今朝は4時55分に目を覚ました。枕元のザックを背負ってロビーに降りると幸い、コンピュータの使える空間があった。よってそこで仕事関係のメール3通を書いて送る。
MGの2日目は大抵、ニシジュンイチロー先生による、利益感度分析の講義で始まる。ここは平易かつ強烈なところだから、地元から参加をしてくださった初心者の方々には更に理解を深めていただくべく、後日、補講を開きたい。
第4期の中間決算時において、僕の会社盤には青チップ4枚があった。「青チップ4枚」にはいろいろな意味があるけれど、僕に限っては進退窮まって悪戦苦闘中、ということだ。そうして第5期のゲームが終わる。
「皆さんにご迷惑をおかけして」とは、MGの初心者がよく発する言葉だ。しかし初心者を迷惑に思う参加者などはひとりもいない。そしてその初心者が不明のことにつき手を挙げれば即、参加者うちの誰かれが懇切に、その不明を解きほぐしてくれるのだ。
戦い済んで日が暮れて、否、日はいまだ暮れてはいないけれど、表彰の時間になる。MGは勝ち負けのゲームではなく、勝った者が偉いわけではない。あれこれ試して倒産への道を検証する智者もいる。しかし表彰のあった方が競争は激烈になり、市場も活性化して面白かろう、ということで、これが設けられているのだと思う。
今回の最優秀経営者賞は練馬区から参加の、そしてきのうから優勝宣言をしていたニヘーナオトさんが第4期分社の第5期到達自己資本646円で、優秀経営者賞は港区から参加のヨシダケーゴさんが第5期到達自己資本680円で、またもうひとつの優秀経営者賞は、修善寺から参加のタケシトーセーさんが同604円で、それぞれ獲得をした。
また上澤梅太郎商店からは、表彰状はいただけないものの、第5期の決算速度4位で、包装係ヤマダカオリさんの名が正面に張り出された。名人上手鬼巨匠の全国から集う中で、この順位はなかなか獲れるものではない。
2日目最後の講義を聴き、原稿用紙に2枚分ほどの感想文を仕上げつつ、帰りを急ぐ方々を研修室の外まで、あるいはロビーまでお送りする。そんなことをしているうち、前回までは欠かさず続けてきた、締めの挨拶をし忘れる。
とにかく9月の大きな仕事のひとつ「日光MG」が無事に完了して、肩の荷はその分だけ軽くなった。そうして夜は福岡市から参加をしてくれた、そして今日は市内の旅館に後泊をするカワイカズキさんと家内と長男との4人で自宅食堂のテーブルに着き、歓談のひとときを持つ。
朝飯 「一心舘」の朝のお膳
昼飯 「一心舘」のカレーライス、らっきょうのたまり漬
晩飯 「一心舘」の鍋焼きうどん、家に戻っての酒肴あれこれ、「田苑酒造」の玄米焼酎「つかだ」(ソーダ割り)