2018.12.18 (火) 学名は”Wollemia nobilis”
忙中閑あり、でもないけれど、ホンダフィットを西北西に8キロメートルばかり走らせて、大谷川の急流に赤い神橋の架かるその直上、日光金谷ホテルへの急坂を登る。
ロビー右手の、そこは読書室なのか、あるいは談話室なのか、とにかく長椅子の幾つも置かれた部屋の棚にはなかなか面白そうな本が並んでいる。ここに長く逗留をし、それらの本を読んで過ごしたら、どれほど楽しいだろう。そしてその、暖かい部屋のソファから眺める日光の山々は、ウチからのそれにくらべていかにも近く、大きい。
その庭に、どこか鳥かごを思わせる不思議なものがある。訊けば20世紀の最後のころにオーストラリアで発見されるまでは化石の中にしか存在しないとされてきた、つまり恐竜が現世にいきなり出現したような稀少な植物だという。いまは膝丈くらいでも、そのうちジュラ紀の巨木のように、天を突くまでに育ってしまうのだろうか。
終業後は4日前の日記をようやく整え公開ボタンをクリックする。文章は書けていたものの、その冒頭に置く画像を用意できずにいたのだ。
朝飯 鮭の昆布巻き、松前漬け、生のトマトを添えたハムエッグ、じゃこ、広島菜漬け、ふきのとうのたまり漬、メシ、玉葱とアスパラ菜の味噌汁
昼飯 「日光金谷ホテル」のグリーンサラダ、霧降高原牛のステーキ日光味噌のバターソース、葡萄パン、フレンチコッペパン、キリン零ICHI、コーヒー
晩飯 白菜キムチ、薩摩芋の蜜煮、キムチ鍋、その鍋で食べる長寿麺、芋焼酎「八幡」(お湯割り)