2016.11.25 (金) 秋季小祭
総鎮守瀧尾神社の秋季小祭とはすなわち新嘗祭のことである。朝、あれこれの仕事に時を忘れるうち、この秋季小祭が本日に行われることを思い出す。しかしてまた、その始まる時刻はことによると9時ではなかったかと、一瞬、背筋が寒くなる。履いていた靴をもどかしく脱いで事務室に上がり、自分の机の左に掛けたカレンダーを確かめると、そこには「神社 9:45」の覚え書きがあったから、胸をなで下ろす。
「雪のあしたの裸の洗濯」という言葉があると、長野県諏訪地方出身の人にむかし聞いたことがある。雪の降る朝の気温はそれほど低くない、ということだ。今朝は見事に晴れ上がったけれど、それほど寒くもない。よって素肌に木綿のシャツを着、ネクタイを締め、そこにウールの一重のジャケットを重ねたのみで、日影はいまだ凍っている歩道に気を配りつつ神社へと向かう。
春季大祭とは異なって、秋季小祭はいたって簡素だ。拝殿でかしこまっている時間も長くはない。そうしてこの神社の責任役員として社務所での直会に連なり、11時前に帰社する。
朝飯 昆布の沖縄風炒め、アスパラ菜の振り分け味噌炒め、トマトのソテー、ベーコンエッグ、納豆、メシ、揚げ湯波と若布と万能葱の味噌汁
昼飯 朝飯のおかずを流用した弁当
晩飯 “TIO PEPE”、レタスとジャガイモと人参のサラダ、豚の心臓と肝臓と2種のキノコのスパゲティ、“Chablis Billaud Simon 2014”、クレームブリュレ