2018.11.25 (日) 秋季小祭
事務机の左手に提げたカレンダーには様々な「すべきこと」が書かれている。その中でも特に失念するわけにはいかないことはカレンダーにではなく、ポストイットに太字で記して、当該の日のところに貼ることにしている。本日11月25日には「9:30 神社」と書いたそれが貼ってある。総鎮守瀧尾神社の秋季小祭である。
このお祭には毎年、神社の責任役員として出席をしている。その際には定刻の15分前に神社に着くよう心がけている。しかし今年は我が春日町1丁目が当番町を務めている関係から30分前の集合となった。
先ずは社務所の中に直会用の机と座布団を並べる。外に置く机と椅子は大膳係のシバザキトシカズさんが、きのうのうちに運び込んでくれていた。9時50分よりオノグチショーイチ頭が名簿をその机に広げ、受付を始める。
秋季小祭と、このお祭には「小」の字が付くものの、それは春の大祭や夏の八坂祭にくらべての規模をあらわすもので、しかし実際には新嘗祭だから、おろそかにするわけにはいかない。
本殿での祝詞の奏上や玉串奉奠を終え、各町内の自治会長、神社総代、神社世話人が直会の席に着いて先ずは、タナカノリフミ宮司が挨拶をする。次は責任役員を代表して僕が挨拶をする。昨年までこの直会には里芋とこんにゃくの田楽、およびけんちん汁が供された。しかし今年からは、既にして突入している人口減や高齢化に沿うかたちでお祭は大幅に簡略化され、直会は杯に一杯の日本酒を干すのみで完了した。
お祭は、一度絶やすと再興は難しい。ある程度は形を変えても続けていかなくてはならないと思う。
朝飯 人参のきんぴら、切り昆布の炒り煮、温泉玉子、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、じゃこと大根の葉の乾煎り、ふきのとうのたまり漬、秋刀魚の梅生姜煮、メシ、蕪と万能葱の味噌汁
昼飯 梅干し、切り昆布の炒り煮、納豆、じゃこと大根の葉の乾煎り、めんたいこ、ふきのとうのたまり漬によるお茶漬け
晩飯 チャナ豆と何種類かの茸のスープ、チーズ入りフォカッチャ、紅白なますとマッシュドポテトとベビーリーフとトマトのサラダを添えたチキンステーキ、“Petit Chablis Billaud Simon 2015”、“Chez Akabane”の2種のケーキ、“Grappa Ducale Stravecchia”