2016.11.21 (月) だるまや食堂の米飯は美味い
下今市駅で10:35発の特急スペーシアの切符を買う。間もなく来たその「きぬ116号」に乗り込み、特急券に示された3号車の333番席を探すと、そこは車両最前部の壁に面した、東京に着くころには脚の退化してしまいそうな「ダルマ席」だった。
車掌が通りかかるのを待って、他に席があれば移りたい旨を伝える。車掌は端末にスタイラスペンを走らせ、1号車の120番席を用意してくれた。混み合った3号車から1号車に行くと、全44席に7名の乗客しかいなかった。東武鉄道の発券システムは、一体全体、どのようなアルゴリズムに支配されているのだろう。
「山手線が池袋をすぎ、上野に着くまでのあいだは、何となく寂しい気分になる」というようなことを、むかし山口瞳がどこかに書いていた。その気持ちは僕も重々わかる。しかし今の巣鴨や田端の駅に、昔日の面影はほとんど無い。
そんな田端の、”TUTAYA”も”STARBUCKS COFFEE”もある駅の北口から外へ出る。背にはコンピュータの入ったザック、そして手には外付けハードディスクの入った袋を提げている。手に荷物を持つことを嫌う僕がこのような仕儀になったのは、データを小さな記憶媒体に移す時間を、今朝は長男が持てなかったからだ。
田端の住宅街にて仕事を終えた後は、そのまま北千住にへ戻る経路が合理的ながら、湯島に逆行して飲酒活動に従う。
朝飯 昆布の沖縄風炒め、大根と人参のなます、ほうれん草のソテー、鮪の煮付け、胡瓜のぬか漬け、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、けんちん汁にだしと味噌を足した味噌汁
昼飯 「だるまや食堂」のハムエッグ、ライス
晩飯 「シンスケ」のあれこれ、タルヒヤ