2018.11.8 (木) 消えたワイン
先月の31日に”DUCRU BEAUCAILLOU 1975″を飲んだ。「美味いね」と長男は言った。43年前のワインではあるけれど、死んではいなかった。しかし美味さを感じられる最後のところ、という印象は拭えなかった。そして「この時代のワインはすべて、今のうちに飲んでしまわなければいけない」と、当たり前のことながら認識をした。
数日後、データベースに記録したワインを生産年の古い順に並べ替えてみると、1975年産のワインはいまだ9本のあることが分かった。その中から次に飲むものとして”Gruaud Larose”を選び、ワイン蔵へ行く。そうしていまだ6歳か7歳だったころの長男が書いた”St.Julien”という札の貼られた一角を上から下まで見ていく。しかし1975年物を含めて計8本あるはずの”Gruaud Larose”は、ただの1本も見あたらなかった。どういうことだろう。
消えたワインについては閑なときに探すこととして、今日のところはとりあえず”Figeac 1975″を棚から取りだし、食堂のある4階に上げて、日の当たらないところに立てて置く。
朝飯 納豆、細切り人参の炒り煮、蓮根のきんぴら、「なめこのたまりだき」のフワトロ玉子、ほうれん草のおひたし、ジーマーミ豆腐、大根のたまり漬、メシ、なめこの味噌汁
昼飯 「大貫屋」のタンメン
晩飯 トマトとマカロニのサラダ、胡瓜と三つ葉と若布の酢の物、芋煮鍋、石垣島のレモンを搾ったチューハイ